コストコワインのおすすめ赤!1000円以下の高コスパから高級品

コストコ ワイン おすすめ 赤 全般

こんにちは。ワインワインワイン、運営者の「wain3」です。

コストコに行くと、天井まで積み上げられたワインの山に圧倒されてしまいますよね。特に赤ワインは種類が豊富で、どれを選べばいいのか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。「安くて美味しい高コスパなボトルはどれ?」「フランス産やカリフォルニア産の人気ランキングが知りたい」といった疑問を持つ方も多いはずです。私自身、最初はラベルの雰囲気だけで選んで失敗したこともありました。

そこで今回は、コストコのワインでおすすめの赤について、実際に飲んで美味しかった銘柄や、評判の良い商品を厳選してご紹介します。1000円以下で買えるデイリーワインから、特別な日に開けたい高級ライン、そして大容量の箱ワインまで幅広く網羅しました。ぜひ、次回のコストコショッピングの参考にしてみてくださいね。

  • 1000円以下でも大満足できる高コスパな赤ワインの銘柄
  • パーティーにも最適な大容量ボックスワインの選び方
  • カークランドシグネチャーなどコストコ限定ブランドの実力
  • ロティサリーチキンなど定番デリと相性抜群のペアリング

コストコのワインでおすすめの赤を選ぶコツ

コストコのワイン売り場は宝の山ですが、とにかく商品数が多いので、闇雲に探すと疲れてしまいます。まずは、自分がどんなシーンで飲みたいのか、どのくらいの価格帯を狙っているのかを整理しておくとスムーズですね。ここでは、コストコならではの選び方のポイントをいくつか紹介します。

1000円以下の安い高コスパ銘柄

1000円以下の安い高コスパ銘柄
ワインワインワイン・イメージ

コストコの赤ワインといえば、やっぱり驚異的なコストパフォーマンスですよね。スーパーやコンビニで買う1000円以下のワインとは、正直レベルが違うなと感じることが多々あります。なぜこれほど安いのかというと、コストコは会員制倉庫型店というビジネスモデル上、大量仕入れとパレット陳列によって中間コストを極限までカットしているからです。

特に狙い目なのが、「バロン・マキシム メルロー」などのフランス産ワインや、南アフリカ、チリ産のボトルです。これらは時期にもよりますが、店舗では700円〜900円前後で販売されていることが多く、ネット通販の相場よりも圧倒的に安く手に入ります。1000円でお釣りが来て、なおかつ「ちゃんと美味しい」ワインが見つかるのがコストコの凄さですね。

マークの意味を知って賢く買う

選び方のコツとしては、プライスカード(値札)の右上に注目してください。ここに小さな記号が書かれていることがあります。これを知っているだけで、買い逃しを防ぐことができます。

マーク意味対策
次回入荷未定気に入ったら即カートへ。もう会えないかも。
在庫限りで終了底値になっている可能性大。迷わず買い。
Iインフォメーション商品説明あり。特に在庫には関係なし。

特に「*」マークは、廃盤や取り扱い終了を意味するので、大幅に値引きされているケースもあります。宝探し感覚で値札の隅々までチェックするのが、コストコワインを楽しむ極意ですね。

大容量で人気の箱ワインやボックス

大容量で人気の箱ワインやボックス
ワインワインワイン・イメージ

「毎日少しずつ飲みたいけれど、ボトルの栓を抜くと酸化が気になる」という方におすすめなのが、箱ワイン(ボックスワイン)です。コストコでは3リットル(ボトル4本分)や5リットル(ボトル約6.5本分)といった特大サイズが販売されています。

例えば、オーストラリア産の「ハーディーズ カベルネ・ソーヴィニヨン」の5リットルBOXなどは、ボトル換算すると数百円という信じられない安さになります。安かろう悪かろうと思われがちですが、普段の食卓でガブガブ飲むには十分なクオリティです。

なぜ箱ワインは酸化しないのか?

箱ワインの内部には、ワインが入った真空パックのような袋が入っています。ワインを注ぐと袋が収縮し、空気が入り込まない構造になっているため、開封後も約1ヶ月間はフレッシュな味わいをキープできるんです。

箱ワインのメリット

  • ボトル換算の単価が圧倒的に安い
  • 開封後も酸化しにくく長持ちする(約1ヶ月)
  • ゴミ捨てが楽(瓶が出ず、箱と袋に分別できる)
  • BBQや大人数のパーティーでサーバーとして大活躍

味は「激ウマ!」というよりは、「安定して飲みやすい」ものが多い印象ですね。もし飲みきれなくても、料理酒としてビーフシチューやボロネーゼに惜しみなく使えるので、キッチンに常備しておくと便利かなと思います。

カークランドなどPB商品の魅力

カークランドなどPB商品の魅力
ワインワインワイン・イメージ

コストコ通の間で絶大な信頼を得ているのが、プライベートブランド(PB)である「カークランドシグネチャー(Kirkland Signature)」のワインです。ラベルにはシンプルな「KS」のロゴが入っています。

実はこのカークランドのワイン、中身は有名ワイナリーや著名な醸造家が手掛けていることが多いんです。例えば、過去にはワシントン州の実力派「チャールズ・スミス」氏が関わったワインが登場するなど、ワイン好きを唸らせるサプライズがあります。「名門の味を、ブランド料を乗せずにPB価格で提供する」というスタイルなので、同価格帯の一般流通ワインと比べると、クオリティが頭一つ抜けていることが多いですね。

特に「カークランドシグネチャー カベルネ・ソーヴィニヨン カリフォルニア」などのマグナムボトル(1.5L)は、コスパの塊のような存在。1000円台でこの量は衝撃的です。初めてコストコワインに挑戦するなら、まずはカークランド印から試してみるのが失敗しない近道かもしれません。

重厚なフルボディの選び方と特徴

重厚なフルボディの選び方と特徴
ワインワインワイン・イメージ

「赤ワインはやっぱりガツンとくる渋みと重さが欲しい」というフルボディ派の方も、コストコなら満足できるはずです。特にアメリカ・カリフォルニア産や、チリ産のカベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインに良品が多いですね。

重厚なワインを探すときは、ボトルの裏ラベルだけでなく、売り場のPOPに書かれている「重口」「フルボディ」といった表記や、アルコール度数をチェックしてみてください。アルコール度数が13.5%〜14.5%と高めのものは、ブドウが完熟しており、飲みごたえがありタンニンもしっかりしている傾向があります。

デキャンタージュでさらに美味しく

コストコで売られている若いフルボディのワインは、開けたてだと少し硬く感じる(香りが閉じていたり、渋みが強すぎたりする)ことがあります。そんな時は、デキャンタに移し替えるか、大きめのグラスに注いでくるくると回し、空気に触れさせてみてください。30分ほど経つと香りが開き、驚くほどまろやかになることがありますよ。

飲みやすい甘口の赤ワイン

飲みやすい甘口の赤ワイン
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赤ワインの渋みが苦手な方や、食後のデザートワインとして楽しみたい方には、甘口や微発泡の赤ワインがおすすめです。コストコで見かける機会は辛口に比べると少ないですが、イタリア産の「ランブルスコ」などは、赤いスパークリングワインとして人気があります。

また、アメリカ産の「ジンファンデル」という品種を使ったワインの中には、ジャムのように濃厚な果実味があり、甘く感じるものもあります。これらは砂糖を入れたような甘さではなく、完熟した果実由来の甘みなので、食事の邪魔をしすぎません。特にBBQソースのような甘辛い味付けの料理とよく合います。

タイプおすすめ品種・銘柄例特徴・ペアリング
微発泡・甘口ランブルスコシュワッとして飲みやすい。生ハムやピザと相性抜群。
果実味重視ジンファンデルジャムのような濃厚な甘みとコク。BBQリブなどに合う。

コストコのワインでおすすめの赤や人気銘柄

ここからは、具体的に「これを見つけたら買い!」と言える、コストコで評判の赤ワインや人気銘柄を産地や価格帯別にご紹介します。時期によって在庫は変動しますが、定番として置かれているものも多いので探してみてください。

フランス産のおすすめ銘柄

フランス産のおすすめ銘柄
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ワインの本場フランス。コストコではボルドー地方やラングドック地方のワインが豊富です。

先ほども触れましたが、「バロン・マキシム メルロー」は鉄板です。過去にJALの国際線サクララウンジで採用された実績もある実力派で、1000円以下とは思えない上品な樽の香りと滑らかな口当たりが特徴です。カベルネ・ソーヴィニヨンよりも渋みが穏やかな「メルロー」種主体なので、赤ワイン初心者の方でも飲みやすいと思います。

また、ボルドーの「クリュ・ブルジョワ」級のワインや、金賞受賞ワインのセットなども販売されています。フランスワインは単体で飲むよりも「食事に合わせる」ことを前提に作られているものが多いので、夕食のメインディッシュ、特にビーフシチューやハンバーグと一緒に楽しむのにぴったりですね。

ナパなどカリフォルニア産の赤

ナパなどカリフォルニア産の赤
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コストコはアメリカの企業だけあって、カリフォルニアワインのラインナップは最強クラスです。特にナパ・ヴァレーなどの高級産地のワインが、市場価格よりかなり安く手に入ることがあります。

中でも大人気なのが「シックス・エイト・ナイン(689) セラーズ ナパ・ヴァレー レッド」です。これ、本当に美味しいです。ジンファンデル、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローなどをブレンドしており、濃厚な果実味とバニラのような甘い樽の香り(オーク香)が特徴です。酸味が控えめでコクがあるので、日本人の味覚に非常にマッチすると言われています。

また、「ヘス(HESS) セレクト カベルネ・ソーヴィニヨン」も定番中の定番。しっかりとした骨格がありながら飲みやすく、カリフォルニアワインらしさを存分に楽しめる一本です。コストコでは2000円台前半で見かけることが多いですが、レストランで頼めば倍以上の値段はするクオリティです。

イタリア産の美味しい赤ワイン

イタリア産の美味しい赤ワイン
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イタリアワインも負けていません。特にトマトソースを使った料理やピザ、パスタにはイタリアの赤がよく合います。

コストコでよく見かけるのが、プーリア州の「プリミティーヴォ」を使ったワイン。太陽の恵みをたっぷり受けた濃厚でまろやかな味わいが特徴で、酸味が控えめなので日本人好みの味かなと思います。果実味が爆発するようなパワフルさがありながら、口当たりはソフトです。

また、トスカーナ州の「キャンティ・クラシコ」なども、ボトルの首にある「黒い鶏(ガッロ・ネロ)」のマークを目印に探してみてください。こちらは程よい酸味とタンニンがあり、脂っこい料理の口直しにも最適ですよ。ピザをテイクアウトした日は、イタリアワインで決まりですね。

2000円から3000円台の高級ライン

2000円から3000円台の高級ライン
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「今日はちょっといいことがあったから、いつもより良いワインを飲みたいな」という時は、2000円〜3000円台のラインを攻めてみましょう。コストコのこの価格帯は、一般の酒屋さんなら5000円〜クラスに匹敵するような掘り出し物が眠っています。

特におすすめなのが、カークランドシグネチャーの「オークヴィル」「ラザフォード」「スタッグスリープ」といった、ナパ・ヴァレーの特定地区名を冠したシリーズです。これらは、ナパの中でも特に評価の高いエリアのブドウだけを使って作られており、非常にリッチで複雑な味わいです。

高級ライン選びのヒント

木箱に入って売られているワインや、POPに「パーカーポイント90点以上」や「ジェームス・サックリング92点」などと書かれているワインは、世界的な評価がお墨付きです。ハズレが少なく、プレゼントや手土産用としても優秀です。

肉料理やチーズなど合うつまみ

肉料理やチーズなど合うつまみ
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美味しい赤ワインを手に入れたら、それに合うおつまみもコストコで調達してしまいましょう。ペアリングによって、ワインの味は何倍にも美味しくなります。

定番デリとの組み合わせ

まずは定番の「ロティサリーチキン」。ジューシーな肉の旨味と皮の香ばしさは、軽め〜ミディアムボディの赤ワイン(ピノ・ノワールなど)によく合います。そして、甘辛い味付けがたまらない「プルコギビーフ」には、果実味の強いカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンや、先ほど紹介した「689」のような濃厚な赤がベストマッチです。

チーズや軽食

チーズなら、コストコ名物の巨大な「パルミジャーノ・レッジャーノ」の塊を買って、少しずつ砕きながら食べるのが至福の時間ですね。赤ワインの渋みをチーズのアミノ酸の結晶(ジャリッとする部分)と脂肪分がまろやかにしてくれます。また、人気の「ハイローラー(B.L.T)」も、ベーコンの塩気が赤ワインを進ませてくれます。

おすすめペアリング例

  • ロティサリーチキン × フランス産ピノ・ノワールやメルロー
  • プルコギビーフ × 濃厚なカベルネ・ソーヴィニヨンやジンファンデル
  • ペパロニピザ × イタリア産キャンティやサンジョヴェーゼ

コストコのワインでおすすめの赤を楽しもう

コストコのワイン売り場は、世界中の美味しい赤ワインがお得に手に入る、まさに大人のテーマパークです。1000円以下の高コスパな掘り出し物から、特別な日に開けたいナパ・ヴァレーの銘酒まで、その日の気分や予算に合わせて選べるのが最大の魅力ですね。

ただし、コストコの商品は入れ替わりが激しいので、今回ご紹介した銘柄がいつもあるとは限りません。「これだ!」と思ったワインに出会えたら、その場でカートに入れるのが鉄則です。ぜひ、お気に入りの一本を見つけて、素敵なワインライフを楽しんでください。

ご注意

本記事で紹介した価格や在庫状況は、店舗や時期により変動する場合があります。正確な情報は店頭にてご確認ください。お酒は20歳になってから。

この記事を書いた人
wain3(ワインさん)

ワインと旅をこよなく愛する会社員。
専門家ではない「いち生活者」のリアルな目線で、心から「良い」と感じたモノ・コトだけを、正直な言葉で綴っています。「日常に、ほんの少しの贅沢と発見を」がモットー。

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