こんにちは。ワインワインワイン運営者の「wain3」です。
スーパーやコンビニで夕飯の買い出しをしている時、ふと「今日の煮込み料理に赤ワインを使ってみようかな」と思うことってありますよね。でも、いざ売り場に行くと、安いものから高いものまでズラリと並んでいてどれを選べばいいか迷ってしまうものです。特に料理用に使うなら、辛口や甘口といった味わいの違いや、パック入りの大容量タイプ、それにカルディや業務スーパー、成城石井といったお店ごとの特徴も気になるところではないでしょうか。この記事では、そんな料理用ワイン選びの悩みを解消するために、スーパーで手軽に買えるおすすめの銘柄や選び方のコツをご紹介します。
- 料理専用の加塩ワインと普通の飲用ワインの決定的な違いと使い分け
- ビーフシチューやミートソースなど料理別の赤ワインの選び方
- カルディや業務スーパーなどで買えるコスパ最強のおすすめ銘柄
- 余ってしまった料理用ワインを無駄なく使い切る保存テクニック
スーパーで料理用赤ワインのおすすめを選ぶ基準
スーパーのワイン売り場に立つと、種類の多さに圧倒されてしまいますよね。「料理に使うだけだし、なんでもいいのかな?」と思いつつも、せっかく作るなら美味しく仕上げたいのが本音だと思います。まずは、料理用として赤ワインを選ぶ際に押さえておきたい基本的なポイントを整理しておきましょう。
料理酒と普通の赤ワインの違いと使い分け

まず最初にぶつかる疑問が、「料理用ワイン(クッキングワイン)」として売られているものと、普通に飲める「赤ワイン」のどちらを買うべきか、という点ではないでしょうか。
結論から言うと、この2つは「塩分が含まれているかどうか」が最大の違いです。
スーパーの調味料コーナーに置かれている「料理用ワイン」には、酒税法上の扱いを「お酒」ではなく「食品(調味料)」にするために、あらかじめ塩が加えられています(加塩)。これを「不可飲処置」と呼び、この処理が施されているため酒税がかからず、価格が非常に安く抑えられているのがメリットです(出典:国税庁『お酒に関するQ&A』)。
| 種類 | 料理用ワイン(加塩) | 普通の赤ワイン(飲用) |
|---|---|---|
| 主な売り場 | 調味料コーナー | お酒コーナー |
| 塩分 | あり(約2%前後) | なし |
| 酒税 | かからない(食品扱い) | かかる(酒類) |
| そのまま飲用 | 適さない(塩辛い) | 美味しい |
| おすすめ用途 | コスト重視の煮込み、下味 | 本格的なソース、煮込み |
私のおすすめとしては、「余ったワインを飲む予定があるなら普通の赤ワイン、完全に料理専用として割り切るなら加塩の料理用ワイン」という使い分けです。
ただし、料理用ワイン(加塩)を使う場合は、レシピ通りの塩を加えると塩辛くなりすぎてしまうことがあります。必ず「料理用ワインを使うときは、料理に加える塩の量を減らす」という調整を忘れないようにしてくださいね。
安いワインやパックでも美味しくなる?

「高いワインを使ったほうが料理も美味しくなるの?」という質問をよくいただきますが、家庭料理レベルであれば、必ずしも高いワインを使う必要はありません。
加熱調理をすると、ワインの繊細な香りやアルコール分は飛んでしまいます。残るのは「コク」「酸味」「渋み(タンニン)」といった骨格の要素です。そのため、数千円するヴィンテージワインを使っても、そのポテンシャルを完全に活かすのは難しいんですね。むしろ、加熱することで高級ワイン特有の香りが失われてしまうのはもったいないとも言えます。
スーパーで500円前後で売られている「ワンコインワイン」や、1.8Lなどの大容量で売られている「紙パックワイン」で十分美味しく仕上がります。
開封後の酸化に注意
高いワインを使うことよりも、「開封してから時間が経ちすぎて酸化しきったワイン」を使わないことのほうが重要です。料理用とはいえ、あまりにも酸っぱくなった(酢になりかけた)ワインを使うと料理の味を損ねてしまう可能性があります。「抜栓してから冷蔵庫で2週間以上経過したワイン」などは、味見をして酸味が強すぎないか確認してから使いましょう。
ビーフシチューには濃厚な辛口を選ぶ

ここからは、作りたい料理に合わせた選び方を見ていきましょう。まずは冬の定番、ビーフシチューです。
ビーフシチューのように牛肉をガッツリ煮込む料理には、「フルボディ」と呼ばれる濃厚なタイプの赤ワインが適しています。ラベルに「重口」や「フルボディ」と書かれているものを選んでみてください。
牛肉の脂の甘みやデミグラスソースの濃厚さに負けないよう、ワイン自体にも力強さが求められます。色が濃く、渋みがしっかりあるタイプを使うことで、お店で食べるような深みのある味わいに近づけることができますよ。逆に、ライトボディや甘口のワインを使うと、ソースの味がぼやけたり、甘ったるくなってしまったりすることがあるので注意が必要です。
ミートソースに合うタンニンのある赤
パスタやラザニアに使うミートソース(ボロネーゼ)を作る場合も、基本的にはビーフシチューと同様にしっかりとした赤ワインが合います。
特に意識したいのが「タンニン(渋み)」です。ひき肉の脂っぽさを、赤ワインのタンニンが中和して、全体をキリッと引き締めてくれます。「カベルネ・ソーヴィニヨン」というブドウ品種を使ったワインは、スーパーでも手に入りやすく、タンニンもしっかりしているのでミートソース作りには最適ですね。
ハンバーグのソースを作る際も同様で、肉汁とケチャップ、そしてカベルネ・ソーヴィニヨンなどの渋みのある赤ワインを煮詰めると、プロ顔負けのソースが完成します。
アルパカなど手軽な銘柄の活用法

「品種とかよく分からないし、とりあえず間違いのない銘柄を知りたい!」という方には、スーパーの棚でよく見かけるチリワインの定番、「サンタ・ヘレナ・アルパカ」シリーズがおすすめです。
特に「アルパカ・カベルネ・メルロー」という赤いラベルのボトルは、程よい渋みと果実味のバランスが良く、そのまま飲んでも美味しいですし、料理に使ってもクセがなく使いやすいです。
アルパカが料理に向いている理由
- 入手性: どこのスーパーやコンビニでもほぼ確実に売っているため、レシピを見て急に作りたくなっても安心。
- 価格: 500円〜600円程度と非常にリーズナブルで、ドボドボと贅沢に使いやすい。
- 品質: スクリューキャップで開けやすく、品質が安定しているため、いつ買っても同じ味が出せる。
「迷ったらとりあえずアルパカ」というのは、料理用ワイン選びにおける一つの正解かなと私は思っています。
料理用赤ワインのおすすめをスーパー別に紹介

では、実際にどのお店でどんなワインを買えばいいのか、スーパーごとの特徴とおすすめの活用法をご紹介します。ご自宅の近くにあるお店をイメージしながら読んでみてください。
カルディで探すコスパ抜群の赤ワイン
輸入食品でおなじみのカルディコーヒーファームは、安くて美味しいワインの宝庫です。カルディは独自の輸入ルートを持っているため、他では見かけないコスパの良い銘柄がたくさんあります。
カルディで料理用ワインを探すなら、「レッドウッド カベルネ・ソーヴィニヨン」などのカリフォルニアワインがおすすめです。このワインは700円前後(セール時はもっと安いことも!)で購入できることが多く、カリフォルニアワイン特有の豊かな果実味が、煮込み料理にコクと甘みを与えてくれます。
また、カルディには小瓶サイズ(ハーフボトルやクォーターボトル)の種類も比較的豊富です。「フルボトル1本買っても使いきれないし飲みきれない…」という方は、カルディの棚をじっくり探してみると、300ml程度の使い切りサイズの良質なワインが見つかるかもしれません。
業務スーパーは大容量で節約派に最適
コスパ重視の節約派にとって、業務スーパーは外せません。ここでは、まさに「料理のため」のような商品が見つかります。
業務スーパーでは、海外直輸入の激安ワインが数百円で売られているほか、1.5Lや2Lといった大容量の調理用ワイン(加塩タイプ含む)も取り扱っています。もし「毎週のように煮込み料理を作る」「大量のミートソースを仕込んで冷凍する」という場合は、業務スーパーの大容量パックを買っておくのが圧倒的にお得です。
ただし、業務スーパーの激安ワインの中には、かなりライトな味わいのものもあります。濃厚な煮込み料理を作りたい場合は、ポップの説明書きをよく見て「重め」「フルボディ」と書かれているものを選ぶようにしましょう。
成城石井のワインで料理を格上げする
ちょっと贅沢なディナーを作りたい時や、誕生日などのイベントで料理を振る舞う時は、成城石井を覗いてみましょう。
成城石井はワインの品質管理がしっかりしており、低価格帯の「テーブルワイン」であっても、ハズレが少ないのが特徴です。料理用に使うのは少しもったいない気もするかもしれませんが、「ソースの味が決めて」となるような本格的なフレンチの煮込みなどを作る際は、成城石井で1,000円〜1,500円程度のボルドーワインなどを選ぶと、仕上がりの香りが格段に良くなります。
「半分は料理に使い、残りの半分は料理が出来上がるのを待ちながら飲む」という優雅なキッチンタイムを過ごすなら、成城石井のラインナップがぴったりですね。特に「クイーン・モン・ペラ」のような、安旨ワインとして有名な銘柄が見つかればラッキーです。
コンビニでも買えるサンタ・ヘレナ
「急に赤ワインが必要になった!」という時に頼りになるのがコンビニです。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど、大手コンビニならどこでも置いている可能性が高いのが、先ほども紹介した「サンタ・ヘレナ・アルパカ」や、セブンプレミアム、ファミマルなどの「プライベートブランド(PB)ワイン」です。
特にコンビニのPBワインは、日本人の味覚に合わせて作られているものが多く、クセが少なくて飲みやすい=料理にも使いやすい傾向があります。24時間いつでも手に入る利便性は、忙しい私たちにとって大きな味方です。例えば、仕事帰りにコンビニでお惣菜のハンバーグを買って、ソースだけ赤ワインで少しアレンジする、なんて使い方もおしゃれですね。
余ったワインは製氷皿で保存しよう

料理用にボトルワインを買ったものの、「一度に使いきれずに余らせてしまい、結局酸っぱくして捨ててしまった」という経験はありませんか?これは本当にもったいないですよね。
そこでおすすめしたいのが、「製氷皿(アイストレー)で冷凍保存するテクニック」です。
ワイン冷凍保存の手順
- 余った赤ワインを製氷皿に流し込む。
- 冷凍庫で凍らせる(アルコール度数によっては完全なカチカチにはなりませんが、シャーベット状で保存できます)。
- 凍ったらジップロックなどの保存袋に移し替えて冷凍保存。
こうしておけば、次回ハンバーグソースやカレーの隠し味に使いたい時に、氷をポンと1〜2個入れるだけで済みます。風味も長持ちしますし、なにより無駄が出ないので非常におすすめです。白ワインも同様に保存しておけば、魚の蒸し焼きやパスタなどにすぐに使えて便利ですよ。
スーパーで料理用赤ワインのおすすめを探そう

今回は、「料理用 赤ワイン おすすめ スーパー」と検索されている方に向けて、スーパーで買えるおすすめの赤ワインや選び方のコツをご紹介しました。
料理用ワイン選びは、難しく考える必要はありません。まずは「塩分が入っているかどうか」を確認し、基本的には「手頃な価格の飲用ワイン」を選ぶのが汎用性が高くおすすめです。ビーフシチューにはフルボディ、ミートソースにはタンニンのあるもの、といった基本を押さえつつ、カルディや業務スーパー、コンビニなど、ご自身のライフスタイルに合ったお店で探してみてください。
お気に入りの一本を見つけて、ぜひご自宅での料理をワンランクアップさせてみてくださいね。赤ワインの香りが漂うキッチンで作る料理は、きっと特別な味わいになるはずです。
※記事内で紹介した価格や商品は、店舗や時期によって異なる場合があります。正確な情報は各スーパーの公式サイトや店頭でご確認ください。

